蝶ヶ岳 北アルプス2003年7月5〜6日夜行2泊3日

はじめて一人で北アルプスへ!新緑がまぶしく、静かな山歩きを堪能しました。
行程
1日目●大阪〜夜行
2日目●上高地〜横尾〜蝶ヶ岳
3日目●蝶ヶ岳〜徳沢〜上高地
                         
行動時間
2日目●7時間
3日目●5時間30分

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■1日目 大阪〜夜行

大阪発21時42分の「急行ちくま」で大阪を出発。明けて、4時15分松本到着。松本電鉄のホームは、まだ夏山シーズン前なので人は少ない。それに少し肌寒い。北アルプスに一人で、しかも人が少ないので不安になる。


■2日目 上高地〜横尾〜蝶ヶ岳〜蝶ヶ岳ヒュッテ

6時30分に上高地に到着、市営のレストランで朝食に汁の味が濃い山菜うどんを食べた。
7時、身支度を整え水を補給して、いざ出発!河童橋からは、穂高連峰の稜線がはっきりと見えた。小梨平のキャンプ場を横切っているときに、ザックの中から携帯の目覚ましアラームが鳴った。家で過ごしていたら、アラームを切り二度寝したに違いない

前後する登山者は、単独のオジサンと、オバサン2人組のみ。まだ、夏の入り口である上高地は、新緑がまぶしかった。人も少ないので、写真をたくさん撮りながらゆっくり進む。

散歩気分で歩くこと3時間で横尾に到着。ここでしばらく休憩。観察していると、登山者はほとんど横尾大橋を渡って、涸沢方面へと行ってしまった。上高地より同じペースで歩いてきたオジサンは槍沢の方へ。私も、めざす蝶ヶ岳に向かって出発だ。

すぐに分岐にさしかかる。急登を40分程歩いていると、あ!!槍の穂先がみえた!!しばし見とれる。槍ヶ岳を横目で眺めながら、急登をさらに登る、登る。と、木々の間から、先を行く人を発見。よかった〜、自分以外にもここを登る人がいるのね、と安心する。単独行を選び、いざ登山道で一人だとビビる自己矛盾・小心者ビスタ〜リ。すぐにその人に追い付く。70代のおじいさんであった。その方は6月にもここを歩いていて、その時は何の花だったか今は忘れたが、花がいっぱい咲いていたという。

適度に広い平地があったので、そこで昼食をとることにした。それにしても、槍ヶ岳から大キレット、奥穂高岳を見ながらのカップラーメンは美味や〜!しばらくすると、さっきから聞こえていたヘリが姿を現わし、大キレットの上空を旋回していた。何か事故があったのだろうか。

しかし、それにしても急斜面。槍ヶ岳もいつのまにか見えなくなり、同じような道が登れど、登れど続く。地図上ではそろそろ稜線にでるころなのに〜、まだぁ?と足がふらふらになったころ、ふいに目の前がひらけた。稜線に出たのだ。足下にはハイマツが広がり、岩がゴロゴロしている。そして、ふりかえると…。キターー!槍穂の絶景が!!常念岳と蝶ヶ岳の分岐まで来ると、ああ、ここが表銀座のルートなんだな、と実感。またしても写真をとりまくり、ゆっくりと蝶ヶ岳ヒュッテに向かい、到着したのは14時。

部屋に案内されると、一番端の場所がもらえた。宿泊者が少ないのか?と思っていたが、結局一人一畳になった。お隣のご夫婦は北海道から来たという。夕食は、鰻が出ると思ったが、魚のフライだった。7時の天気予報を見て、横になるといつの間にか眠ってしまった。

横尾から登ってすぐに槍が!

稜線を出たところ

気持ちのいい縦走路


■3日目 蝶ヶ岳ヒュッテ〜徳沢〜上高地

隣のご夫婦が、常念岳に向かうということで4時頃に起床、こちらも起きて食事まで散歩して時間をつぶすことにした。外に出ると、槍穂のパノラマは今日は真っ白、小雨が降っていた。すると、昨日、同じルートで歩いてきたおじいさんも出発していった。

5時からの朝食を食べ、6時にヒュッテを出発した。今日は下るだけ。途中、妖精の池にさしかかる。池のまわりは、色々な花が満開だった。あまり高山植物に興味はないが、しばらく見愡れてしまった。雨が降っていたので、カメラはザックの中。出すのが面倒くさかったので、写真は撮らなかった。これは今でも後悔している。

さらに下る。少し登りが出てきて、小さなピークが出てきた。ここが長塀山だ。そのうち、木の根が出てきて、3回ほど足を滑らせてしまった。うう、油断大敵。休憩、休憩。2ヶ月程前に、御在所岳の下りで足を痛めたらしく、それ以来たまに痛む。ストックを購入することを心に誓う。

梓川の流れの音が聞こえるが、なかなか徳沢に着かない。また足を滑らせたところで、軽装の2人組の女の子とすれちがう。2人組は、「このまま登って上で泊まろうか♪」「ええ〜!?しんどいよ〜。」…無計画で無謀だなあ。

10時ごろ、やっと徳沢に到着。雨もあがり、日ざしが出てきて暑くなってきた。ここで、ヒュッテの朝食に付いていた食べずに持ってきたドーナツを食べた。何か、胸に安堵感が広がった。

上高地に向けて出発すると、また70代のおじいさんに追い付いた。声をかけてしばらく話していると、その方は夏に涸沢の診療所でアルバイトをしているらしく、暇な時は生ビールを売っていて、御馳走するから遊びにおいで、とおっしゃった。どうりで山に慣れているはずだと思った。そして、混むから敬遠していたはずの涸沢にすごく行ってみたくなった。ただでビールが飲めるから、というわけではなく…。

明神までくると観光客の老若男女でひしめきあっていた。上高地までぶっとばす。11時半頃、上高地とうちゃく〜。バスターミナルまで行って12時半のバスの整理券を受け取り、後は温泉や〜!…が、しかし!掃除中で12時からしか入れない。ショックで、ええ〜い、このまま帰ったれ!と開き直った。五千尺ホテルの喫茶室でケーキセットを食べて、バスや電車の隣に座った人に汗臭くないだろーか?などと気を使いながら帰った。

写真
2日目はまったく展望はありませんでした…。1日目の写真です

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