赤岳 横岳 硫黄岳 八ヶ岳2004年10月16〜17日1泊2日

久しぶりに週末が快晴!南八ヶ岳ぐるり一周
行程
1日目●自宅〜美濃戸口〜行者小屋
2日目●行者小屋〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜美濃戸口
                         
行動時間
2日目●3時間
3日目●9時間20分

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■1日目 自宅〜美濃戸口〜行者小屋

2004年の秋は週末になると、やれ台風だやれ雨だとやきもきさせられた。雨の予報でも、いざ山にいってみると晴れることも多い。もしかして天気予報は、ゲタを投げて決めているんじゃ?やっと週末に晴れの予報が出た。そこで念願の南八ヶ岳を縦走することにした。2日目が慌ただしいが晴れの予報を聞いて、じっとしてはいられない。

始発で新幹線、特急を乗り継ぎ、バスで美濃戸口に10時7分到着。10時20分出発。美濃戸山荘までの林道は紅葉が最盛期だった。美濃戸山荘からは南沢から行者小屋を目指す。苔むした森林は庭園のようだ。3時間のコースタイムだからとナメてかかっていたら、しだいに体が重くなってきた。赤岳・横岳の稜線が見える河原に出てからも景色を楽しむ余裕が無い。13時20分、行者小屋に到着。

閑散としたテント場で好位置をキープ。ラーメンを食べたり昼寝したりのんびり過ごす。水場からは北アルプスが見えた。最高のテント場だが、小屋のトイレは短い登山暦で過去最悪のトイレだった。目にしみるほどの臭いを初めて経験。テントに戻ってからも、しばらく臭いがとれなかった。テント場は次第に埋まっていき、大学のワンゲル部が騒々しい。彼らもトイレの話題で盛り上がっていた。

いつもは山の料理にはまったく凝らないビスタ〜リ。今日はめずらしくブロッコリーやトマトの生野菜で食卓に彩りを添えてみた。レトルトのシチューにブロッコリーを投入。大した事ではないが、山では豪華な料理になるから不思議だ。

稜線は夕焼けで赤く燃えていた。赤岳展望荘の明かりがよく見えた。標高差はあまりないということか?日没後は気温がどんどん低下、冬用シュラフでも足が冷える。貼るカイロを足底につけるとやっと温まった。隣のワンゲルの反省会を聞きながら眠りについた。

赤い実を付けた木

テント場からの赤岳

こちらは大同心


■2日目 行者小屋〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜美濃戸口

3時半に起床。むりやり朝食を食べて4時40分出発。たぶんテント場で一番早い出発だろう。真っ暗な中、ヘッ電つけて慎重に歩く。登山道の脇では霜柱が立っていた。鹿の鳴き声が遠くに聞こえた。誰もいない真っ暗な登山道を歩いていると、地球上で自分一人しかいないんじゃないか、という錯覚にとらわれる。

次第に梯子が多くなり稜線に近づいて来た。振り返れば遥か下を歩く登山者のライトがチラチラしている。横岳の背後が明るくなって来た。右側の阿弥陀岳の荒々しい稜線にゾッとした。分岐に出ると強風で寒い。ジッとしていられないので先を急ぐ。権現岳がみるみるうちに真っ赤になり、同時に背後の南アルプスもほんのりと朝日に染まる。最後の岩場を登って6時5分赤岳到着。


権現岳が燃えています

赤岳からの富士山

横岳の稜線です

八ヶ岳はもちろん、富士山、南アルプス、北アルプスすべてが出迎えてくれた。6時30分再び出発。赤岳頂上小屋から急坂を降りて展望荘へ。横岳へは岩場のアップダウンが繰り返されたが、晴天下の縦走では苦にはならない。特に危険は感じなかった。横岳に7時45分到着。横岳からさらにキレットを越えて硫黄岳山荘へと向かう。硫黄岳山荘のトイレに行ったら場違いな位に立派だった。ウォシュレットやん。電気がきていないのでその機能は使えないが。行者小屋も少しはこれに(以下自粛)。

広くて視界のよい登山道を登り切って、硫黄岳に8時50分到着。登山者が多く、みな晴天のもと表情ははれやかだ。今年の3月に来た時と、もちろん今回は雪は無いが、同じ景観を堪能。自分と八ヶ岳は相性がいいらしい。もっとゆっくりしたいところだが、帰りのバスの時間が気になるので早々に赤岳鉱泉に向けて下山。

樹林帯を飛ばして赤岳鉱泉に9時50分到着、ここで昼食のカップラーメンを食べて休憩。10時30分、行者小屋へ向けて再出発。峠への坂がきつかったが、意外と早く10時55分行者小屋のテント場へ戻ってきた。 テントを撤収、天気が良すぎて暑い。11時40分出発、昨日来た同じ南沢を下る。

美濃戸山荘に13時5分到着。バスの時間までかなり時間が余った。こんなことなら稜線上でゆっくりしたかったと後悔。トレイルランニングをしているグループが休憩中だった。バスの時間にあわせた登山者が続々と到着。りんごを買って食べてのんびりと休憩し、美濃戸口に14時到着。

2日で縦走するのはきついかな、と山行前は不安だったがなんとか無事に戻ってこれた。どこがビスタ〜リ登山?いいえ、どうせ金も時間もないただのしがない貧乏性ハイカーでござる。

硫黄岳からの阿弥陀岳

北八ヶ岳方面

美濃戸口付近の紅葉

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