芦屋地獄谷 六甲山系2005年9月10日日帰り

残暑の六甲山・B懸尾根で秋の気配を感じる
行動時間
日帰り●3時間45分

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■日帰り 阪急芦屋川駅〜芦屋地獄谷〜B懸尾根〜ロックガーデン

アルプス各地からそろそろ秋の便りが届いてきたので、秋の連休に備えて、今回は六甲山で体力の調整登山。岩登りが楽しめる芦屋地獄谷を選ぶ。ただし、ここは比較的安全に楽しめる六甲山の中でも、事故が多発している地帯なので慎重に行動をしたいところだ。初心者の方や初めてこのルートに行く方は、経験者同行が望ましい。

※なお、この記録ではコースの詳細はあえて記載していません。

阪急芦屋川駅を10時に出発。住宅街の坂道を登っただけで汗だく。登山口である高座の滝では沢山の登山者が休憩中だったので、いったん登山道に入って、地獄谷の取り付きにあたる広場まで行ってそこで休憩。木々が鬱蒼と茂っていて、前回来た冬よりも、暗い感じで気分的にも暗くなる。


土石流警報ロープが張っています

滑り落ちないように注意!

谷に入ったとたん、足場の悪い岩場が続く。そして大中の滝が現れる。小さい滝は水に濡れるのを躊躇しないで登った方が安全だ。巻き道がある滝は無理をせずに巻く。安全第一に。やがて「小便滝」が現れ、ここで右折する。沢歩きを楽しんだ後は一気に尾根に登る。


名前通り・・・小便滝

こんな細い岩の間もすり抜けて

もろく、崩れやすい花崗岩を登っていくと、B懸尾根が見渡せる道に。背後には、阪神間の市街地や、六甲アイランド、大阪湾の景色が広がっていた。花崗岩が風化して侵食された奇岩でできた尾根は、迷路のようで楽しい。誰かの「意志」があって出来上がったものとしか思えない。


急に大きな岩壁が現れます

展望が広がります。爽快!

ピラーロック跡があるB懸尾根の最上部で、のんびりと大阪湾を眺めつつ休憩。残暑の中の登山で結構バテてしまったので、下山することにした。B懸尾根から表尾根の一般道に入る。ロックガーデンに向かう途中で、「若いお父さんと入園前ぐらいの小さな女の子」2組とすれ違った。若いお父さん、我が子を山女にするために教育中!緊張する沢歩きから一転、ほのぼのとした表尾根を下っていった。


B懸尾根の奇岩を見上げる

まったりダラダラ〜

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