木曽駒ヶ岳 空木岳 Part2 中央アルプス2005年9月17〜19日2泊3日

中央アルプス初見参!最高の縦走日和
行程
1日目●自宅〜RW〜木曽駒ヶ岳〜テント場
2日目●テント場〜宝剣岳〜空木岳〜空木岳避難小屋
3日目●空木岳避難小屋〜池山尾根〜バス停
                         
行動時間
1日目●2時間30分
2日目●10時間
3日目●4時間

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■2日目 テント場〜宝剣岳〜空木岳〜空木岳避難小屋

さて、今日は行動時間が長い縦走だ。昨日ラクをした分、がんばらなければ。テント場から真正面に見える、南アルプス方面から登った日の出を見たあと、5時40分出発。中岳に登ると富士山が見えた。今日は晴天の予感!

おはよう!富士山 親指がにょきっと出ているような宝剣岳

宝剣山荘の横から分岐を進むと、急に険しい岩場となる。朝の一番の仕事にしては厳しい。宝剣岳は狭い山頂だ。山頂からは本日越えて行く山々がズラリと見渡すことができて爽快だ。しばらく休憩していると満員になってきたので先に進む。下りも危険な岩場が続く。不帰ノ嶮と難易度が変わらないような?起き抜けで、体がこわばっているせいか。

宝剣岳への登り。朝一にこれですか 宝剣岳から本日のメニューがずらりと

三ノ沢岳への分岐までくると、登山道は一変、ゆったりとして穏やかになる。右に御嶽山、左に南アルプスの素晴らしい景色を楽しみながら極楽平に6時55分到着。

宝剣岳登頂後も気が抜けません! 三ノ沢岳がどどーんと

島田娘から標高を下げて、濁沢大峰に登り返す。山頂で少し立ち休憩をして、鎖場を下っていく。お次のピーク、檜尾岳への登りの前にアンドーナツを食べてしばし休憩。暑くなってきたので1枚脱いで、檜尾岳に向かう。山頂に近付くにつれて後続者に追い付かれてしまうが、道を譲ろうかどうしようか悩んでいる内に、檜尾岳に9時10分到着。

南アルプスをバックに、丸い山の上にぽつんと檜尾避難小屋が建っている。ほのぼのとした景色だ。小学生に「山と小屋」というテーマで絵を描かせたら、きっとこんな景色を描くだろう。少しずつ大きくなっていく空木岳に向けて再出発。

丘の上の小さな一軒家・檜尾避難小屋 檜尾岳を振り返る。アップダウンが多いんです

檜尾岳から空木岳にのびる縦走路の景色は圧巻だった。しかし、その景色の素晴らしさと、険しさは比例しているのだ。予想どおり、大小アップダウンに加えて岩場も出現、そこでは冷や汗をかかされた。木曽側からは常に風が吹きつけ、長野側にまわると風がなくなり蒸し暑い。長い登りを一定のペースを守り、またしても後続者と団子状態になって、10時25分に熊沢岳に到着。


素晴らしい景色です。ワクワクするような縦走路です
この岩場で冷や汗をかく! 熊沢岳は広々として気持ちがいいところ

山頂直下での後続者との心理戦に疲れたので、今度は他の人が出発するタイミングを見計らって、充分間を空けるようにして出発。またまた下って登り返し。この登り返しが今までより少々長かったが、頑張って登り切ると空木岳がいよいよ目の前に。11時45分、東川岳に到着。

ここから空木岳の全貌が明らかに。なんじゃ、あの長い登りは!東川岳から木曽殿越まで急降下しなければならない。しかし、この地形でなければ空木岳は百名山ではなかっただろう。あの長い登りがあるからこその空木岳!・・・なんて、気持ちを無理矢理切り替えて、木曽殿山荘に向けて急降下。

東川岳に到着!いよいよ空木岳が目の前に! 何ですか、あの長い尾根は!戦々恐々

12時40分到着。木曽殿山荘のヘリポートでは、今まで抜きつ抜かれつしていた方々とともに大休止。空木岳避難小屋の水場が枯れているようなので、木曽殿山荘から8分下って「木曽義仲の力水」を1リットル汲みにいく。

木曽殿山荘への下りは階段状に整備されています 空木岳への登り。段々先行者から差をつけられます

13時10分、本日最後の登りにとりかかる。特に疲労は感じていなかったが、足が進まなくなった。思うように歩けないので焦るが、気持ちとは裏腹に、何度も立ち止まっては息を整える。1リットルの加重が響いたのだろうか?はたまた義仲のノロイか!?背中に木曽義仲の亡霊を背負っているかのような重さ。無情にも山頂直下では鎖場、梯子が続く。

第一ピークから山頂を見上げる。まだまだ続きます マジ!?垂直移動でクラクラ・・・

14時20分、空木岳に到着。天気が相変わらずよくガスもなくて、歩いてきた縦走路を振り返ることができ、達成感が倍増。駒ヶ根市の田園地帯は黄金色に染まり、秋の収穫期を迎えていた。山頂で食べようと持ってきたカットフルーツが美味しい。

やっと到着〜。空木岳山頂です! 山頂から駒峰ヒュッテと避難小屋を見下ろす

山頂から少し下ったところにある駒峰ヒュッテに立寄り、小屋の使用料を払い、ビールを買った。小屋は満員で、予約のない登山者は下山させていたようだ。泊まるつもりでやってきて、小屋は満員で下山しなければならないなんて大変だ。そこから30分岩ゴロの道を下り、ようやく15時30分に避難小屋に到着。小屋は定員20名で、その夜は満員、数名が外でツェルトをかぶっていた。

岩ゴロゴロで、疲れた足にこたえる下り 本日のお宿・新装の空木岳避難小屋です

3日目は[木曽駒ヶ岳 空木岳 Part3]に続く!


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