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■日帰り 杣谷〜シェール槍〜新穂高山〜森林植物園〜トエンティクロス〜新神戸駅
ここ数日、街から見える六甲の山肌がいよいよ色づいてきた。久しぶりに杣谷(そまだに)経由で六甲山に行くことにする。登山口までは50分程かけて家から歩く。
杣谷はカスケードバレーともいう。六甲山にはこのような、居留地時代に外国人が名付けた場所がいくつかある。杣谷は歩きやすく、その半分は階段歩きだ。9時35分に登山口を出発して、1時間後には山上の穂高湖に着いていた。
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途中でパンを買うのを忘れずに |
階段歩きで自然とペースが上がる |
穂高湖を隔てて見えるのがシェール槍。湖をぐるりと歩いて、分岐からテープを頼りに松林を抜けるとすぐに山頂だ。途中、ロープが補助についていて、穂先に登る緊張感が高まったが、とくに問題はなし。摩耶山、長峰山、六甲山牧場、ドライブウェイが一望できて気分爽快!
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穂高湖と槍。これから槍を征服します |
槍山頂です。展望がよくて気持ちがいい! |
満足したらまた分岐に戻り、今度は新穂高山をめざして徳川道に入る。徳川道に入ってすぐの摩耶山への分岐を見送ると、右側にササに覆われた斜面が出てくる。地元の山の会が付けている小さな板の目印を見逃さずに、ササのわずかな踏み跡を辿って斜面を登って行く。
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上の写真とお見合い撮影。今度は槍山頂から |
新穂高山への道はわずかな踏み跡 |
ササは場所によっては背丈ほどの高さになるので、路肩に足を踏み外さないように注意。テープを慎重に辿って新穂高山に11時40分到着。シェール槍山頂と同じく、あるご夫婦の登頂記念プレートがここにも・・・。山に自分達の名前を残すぐらい仲がよい隆夫さんと秀子さんは、今でも仲よく山に登っているのだろうか。
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新穂高山登頂!ん?またこのお2人ですか |
その名に反して鬱蒼とした山頂 |
樹林に囲まれた山頂をさっさと出発。落ち葉に滑りながら急坂をくだり、ピークを登り返す。こちらの方が展望がよい。鉄塔を通り過ぎ、テープを見逃さずに緊張しながらくだる。六甲山で緊張したのは久しぶりだ。樹林の向こうに登山者が見えてひと安心。徳川道に合流したのだ。
平坦な徳川道を森林植物園に向かって歩く。トエンティクロスから20分ほど歩くと、植物園の入り口に到着。真っ赤に色付いたもみじの下で大勢の人が賑わっていた。植物園の奥まったベンチで遅めのランチ。行きのパン屋で買ったあんパンが評判通り美味しい。
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森林植物園はもみじがきれい |
やっと昼食。お腹、空きました |
13時40分、新神戸駅に向けて下山。トエンティクロスという名は、20渉から由来されている。河原を20回渉るかららしいが、数えたら20回も渉らなかった。桜茶屋から布引貯水地の遊歩道も、もみじが真っ赤できれいだった。15時15分、新神戸駅に到着。2週間も体を動かしていないので、やはり疲れてしまった。見慣れたはず六甲山は紅葉で色付き、よそゆきの顔を見れることができてよかった。
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何枚も撮ってしまう美しさ |
みなさん紅葉を楽しんでいます |