|
■日帰り 大又林道終点〜明神平〜大又林道終点
先週の和佐又山での不完全燃焼山行で、ブスブスとくすぶっていると、Kさんご夫妻から明神平(みょうじんだいら)に行くので一緒に行きませんか?とのうれしいお誘いが。明神平といえば、敗退1回、縦走で通過1回で、私にとっては思い出深い山。バス停からの林道歩きに泣きが入る公共交通利用派泣かせの山。今回は車で林道を走り、あっという間に林道終点の駐車場に到着。きてますきてます、関西各地のナンバーでいっぱいの駐車場。
9時30分に出発。しばらく林道を歩く。あれっ、こんなに長かったっけ?どうやら、前よりも林道が延長されているようだ。どんどん切り開かれて行く自然・・・。赤岳ガイド登山以来、ノーアイゼントレーニングを実践してはいるが、何度もアイゼンの誘惑に負けそうになる。
|
車びっしり。冬の方が人が多いかも |
明神平の手前。後ろは薊岳がどーんと |
明神滝を過ぎてジグザグ状の登山道はやがて、霧氷のトンネルとなる。右手には薊岳(あざみだけ)が。水場を過ぎると明神平はすぐ。西から吹きつける風が冷たい。11時40分、高原状の明神平に到着すると、四方八方霧氷で囲まれている。建物の裏手に落ち着いて食事をとった。
|
ここが明神平。霧氷に囲まれています! |
スノーシューを履いているKさん |
もともとスキー場だった明神平は、今は登山者しか来ないが、四季を通して日帰りやテント泊で人気の山だ。北は高見山、南は池小屋山にも縦走できるのだ。お昼を食べた後は、待望のスノーシューを履いて散策。
|
トレースがなくてもへっちゃらだい |
うーん、きれい!最高! |
樹林の中の足跡のない雪の斜面を歩く。あ!そうだ、とヒールリフターを上げると、これがまたラク。素晴らしい。ちなみにKさんご夫妻はMSRデナリクラシック使用。デナリクラシックはシンプルでサイズが小さいので携行にはよさげ。別売のテールも着けられるので、ヒールリフターを使わないのならこちらの方がいいかも。
|
あらら、あっという間に駈け降りたKさん |
明神平の北側は国見岳 |
ひとしきり斜面をスノーシューで駈け降りたりして楽しんだあとは、もと来た道を引き返すだけ。明神平からわずか1時間ほどで駐車場に戻ってきた。14時40分。帰りは「やわた温泉」に立ち寄り、隣の廃校になった小学校を改装した食堂で一杯。
|
こんなところは童心にかえりますね |
下山後は廃校の中の食堂で一杯 |