青根ヶ峰 大峰山系2006年4月23日日帰り

遅咲きの桜を求めて奥駈道の出発点・吉野山へ
行動時間
日帰り●5時間

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■日帰り 西河バス停〜蜻蛉ノ滝〜青根ヶ峰〜金峯神社〜近鉄吉野駅

これまで2度にわたって声をかけてくれたオフ山行のキーパーソン・ごるすたさんが、今度は癒し系ブログを展開中のちこさんと、ちこさんのお友だちのひろさんを誘って、低山に行こうと呼びかけてくれた。

今回もごるすたさんが何度もメールで各位に連絡をとって頂いたおかげで、めでたく近鉄大和上市駅で9時50分、全員と対面を果たすことができた。

あららら!お二人ともブログでのイメージ通り、可愛くて癒し系だ!ほんとに最近、登山をする乙女が増えたなあ、と感慨に浸りながら、バスは西河バス停に到着。ここから車道を少し戻って、トンネルの手前を左に曲って、「あきつきの小野スポーツ公園」へ。道すがら、早速ごるすたさんが沿道に咲く花をチェック。すらすらと花の名前を教えてくれるひろさん。みんな凄いなあ。


西河バス停から一旦戻って歩きます

蜻蛉ノ滝の入り口の庭園ではしだれ桜が満開

蜻蛉ノ滝の入り口にはトイレと売店がある。公園内はしだれ桜としゃくなげが満開だ。石の階段を登ると蜻蛉ノ滝はすぐ。展望台からさらに石段を登って進んでいく。ぐるりと周回して車道に出る。この車道を登ると途中で山道に入り、「吉野山→」という標識が出てくる。

吉野山という名の山頂は無い。青根ケ峰を最高峰にして、上から奥千本、中千本、下千本と言われている山域を吉野山というのだ。千本とは、もちろん桜のことだ。4月上旬から下旬にかけて1ケ月、開花をずらしながら桜が山を駆け上がっていくのだ。ここは関西人の定番のお花見スポットなので、もちろん私も過去何度か足を運んでいる。しかし、青根ケ峰は未踏。


タチツボスミレが沢山咲いています

登山道はこんな感じで歩きやすい

タチツボスミレやショウジョウバカマ、ミヤマカタバミにカメラを向けながら、大峯らしい湿っぽい山道を登っていく。音無川を渡った地点でお昼休憩。ひろさんからいちごの差し入れ。

音無川を渡った地点から尾根に合流するまで一気に標高を上げる。蒸し暑いので大汗をかいた。いったん、車道に出てすぐに山道に再び入り、やがて青根ケ峰に到着。曇っていて残念ながら大峯の山並は見ることができなかったが、みんなで楽しく登ってこれたから大満足だ。かしわ餅を食べたところで出発。ここからは観光客と並んで歩くことになる。


うなだれるショウジョウバカマ

青根ヶ峰でかしわ餅を。ちこさんはみそあん

わずかに残っている山桜を愛でながら、アスファルト道の両側にある茶店やお土産物屋をひやかしながら下って行く。住宅の庭先にニリンソウが咲いていた。


金峯(きんぷ)神社

中千本辺り。かなり散っていますがなかなか

柿の葉寿司を買うのを忘れずに近鉄吉野駅到着。桜は少なくなっていたが、それに変わって小さな花を沢山見つけられた、お花見ハイキングとなった。


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