南アルプス南部縦走 Part4
塩見岳〜小河内岳〜荒川岳〜赤石岳〜聖岳〜上河内岳〜畑薙第一ダム
南アルプス2006年8月12〜17日6泊7日

でっかい山々を一歩一歩踏みしめる。至福のときを過ごした6日間!
行程
1日目●自宅〜伊那大島駅〜鳥倉林道登山口〜三伏峠
2日目●三伏峠〜塩見岳〜三伏峠
3日目●三伏峠〜小河内岳〜荒川岳・中岳避難小屋
4日目●中岳避難小屋〜東岳往復〜赤石岳〜百間洞
5日目●百間洞〜兎岳〜聖岳〜聖平小屋
6日目●聖平小屋〜上河内岳〜茶臼小屋〜畑薙第一ダム
7日目●畑薙第一ダム〜自宅
                         
行動時間
1日目●3時間45分
2日目●8時間
3日目●8時間50分
4日目●8時間30分
5日目●8時間
6日目●11時間30分
7日目●なし

[南アルプス南部縦走 Part1へ]

[南アルプス南部縦走 Part2へ]

[南アルプス南部縦走 Part3へ]

[南アルプス南部縦走 Part5へ]

[南アルプス南部縦走 Part6へ]

[山行LISTへ]
■4日目 中岳避難小屋〜東岳往復〜赤石岳〜百間洞

本日もコースタイム10時間と長丁場なので、小屋をガタガタ揺らす強風にもめげずに避難小屋の重い扉を開ける。まだ暗く空には星が輝いている。しかも3,000メートルの稜線で受ける強風は冷たい。4時15分出発。LEDの青白い光りで足元を照らしながら慎重に下っていき一気に上り詰める。段々、東の空がオレンジ色に染まってきた。群青とオレンジのグラデーション。それを背景に黒々と大きな図体で目の前に立ちはだかる悪沢岳。まるで蟻のような自分。登るまで待って!

荒川東岳の右後ろに富士山の影 途中で振り返ると赤石岳と聖岳が

4時55分山頂へ。山頂はご来光を待つ人々が静かにその瞬間を待っていた。雲海の上に富士山とご来光。滑稽なくらい絵になり過ぎて、これは夢か幻か。振りかえると東岳の影が空に浮かんでいた。そして、夢から現実へ。早々に避難小屋に帰ることにする。今日はすごい景色をまだまだ見られるに違い無い!

中・前岳の後ろに東岳が投影されている 富士山に光りの波が押し寄せる

再び5時55分に小屋に戻り朝食をとる。同宿だった方々と小屋の前で記念撮影をしたり、小屋番さんからお茶を頂いたりして、6時40分出発。中岳から荒川小屋の斜面は広大なお花畑だ。時期が過ぎたのか、随分終わっていたが、それでも充分楽しめた。

荒川小屋への斜面はお花畑でした 荒川小屋への斜面の途中から赤石岳

荒川小屋7時35分着。宿泊者が出発した後で、すっかり静かになっていた。水場に行きつつ、テント場チェックも欠かさない。なかなかいいロケーションだ。次回はここを利用したい。

荒川小屋は大きくテント場も広いです 大聖寺平のケルン

小屋からは平坦な道が続く。3,000メートル級の山に囲まれているので、首をぐるぐる回すのに忙しい。大聖寺平のケルンを過ぎると延々と続く登りが始まった。体調がすこぶるよいのでいいペースで歩けた。

大聖寺平から荒川岳を振り返る 赤石岳へと登るにつれて天気が…

小赤石岳に9時45分通過後、赤石岳に10時25分到着。さっきまで、青空に富士山がくっきり見えていたのに、山頂ではすっかり真っ白。しばらく粘っていたが、結局無駄だった。赤石岳からは岩だらけの殺風景な斜面を下っていく。

赤石岳山頂と避難小屋 赤石岳からの下りは殺風景で寂しい

馬ノ背と名付けられた稜線で遠くの町並みが見られた。赤石岳山頂では圏外だった携帯が通じた(DoCoMo mova)。町が見える場所では携帯が通じるのか?ロープで保護された百間平を通り過ぎると、百間洞へは一気に標高を下げる。この下げた標高を明日また登り返すのかと思うと少しうんざりした。

ロープで保護されている百間平 百間平から百間洞はずどんと下ります

百間洞とは沢の名前で、山ノ家はその上流に位置する。深いV字谷を形成している沢のひとつだ。百間洞に12時45分到着。休憩込みで8時間30分で到着した。決して早く歩いていないので、エアリアのコースタイム10時間は余裕をもって設定されているのかも。とにかく、ここまで来ればあともう一息だ。この頃から随分気が軽くなってきた。

百間洞への下りの途中で。対面する大沢岳 百間洞のテント場。小屋から離れているので大変

5日目は[南アルプス南部縦走 Part5]に続く!


●HOME● ●山行LIST●