瑞牆山〜金峰山〜甲武信岳 Part1
奥秩父2006年12月4〜6日2泊3日

本気な山女オーロラさんと行く本気な冬山縦走!
行程
1日目●瑞牆山荘〜富士見平〜瑞牆山〜金峰山小屋
2日目●金峰山小屋〜金峰山〜国師岳〜甲武信岳〜甲武信小屋
3日目●甲武信小屋〜西沢渓谷
                         
行動時間
1日目●7時間40分
2日目●10時間
3日目●3時間45分

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■1日目 瑞牆山荘〜富士見平〜瑞牆山〜金峰山小屋

尾瀬のオフの時に、ふうろさんから甲武信(こぶし)岳のことを聞いて「いつか行きたいなー」と思い、TiCAさんに「瑞牆山(みずかきやま)と金峰山(きんぷさん)もまとめて縦走したいなー」と言ったら、それが後日オーロラさんの耳に入り、「一緒に行こうよ!」ということになり、あれよあれよという間に「山女・オーロラといく!奥秩父縦走3日間の旅」プランができ上がっていた。いやあ、行きたい山はどんどん公言するべきだなあ、と思う今日このごろ。

食糧をそっくりたけ小屋に忘れてくるという失態を乗り越え、8時28分に韮崎駅に到着。バスは運休しているので、タクシーで瑞牆山荘に向う。料金は一万円に届かないぐらい。

運転手さんの差し入れでファイト一発!(A 登山口。いよいよオーロラさんとサシで縦走

閉鎖された瑞牆山荘前の登山口を9時30分出発。すっかり落葉したシラカバの林を登っていく。朝から冷えこみ、歩いていても結構寒い。10時15分、富士見平に到着。

富士見平小屋。オーロラさん怖がる みんな心配なんやね。いつか動くかもね

無人の富士見平小屋に荷物をデポして、瑞牆山を目指す。一旦、標高を下げ天鳥川出合から岩ゴロの急登となる。巨岩が現れると、オーロラさんの目が光る。クライミングのルートを確認後、安心して出発。


巨岩が立ちはだかります
で、ちょっと攀じってみる(A

シャクナゲが生い茂る登山道をぐるりとまわりこみ、氷に気をつけて岩を登り、11時50分、瑞牆山に到着。山頂は岩で南側が開けている。

山頂直下の岩。氷で滑らないように 受付嬢に捧げる渾身の登頂ポーズ(A

富士山は雲に覆われていたが、八ヶ岳はきれいに見えていた。食糧の中で唯一、たけ小屋に置き忘れなかった、mixxさんからの差し入れのあんずのシロップ漬をいただく。

山頂から見下ろす大ヤスリ岩 山頂の西側から見える八ヶ岳

登ってきた道を折り返し、富士見平小屋に戻り、12時30分金峰山に向けて出発。飯森山の南側の山腹を歩き、14時30分に大日小屋に到着。水はしっかりと出ていた。金峰山では水は得られないのでここで補給しておく。

大日小屋。小屋の外の右側にトイレあり 水は少しですが出ていました

小屋からは急登だ。この辺りから雪がちらつく。樹林帯を抜けると岩稜地帯となる。積雪は多くなかったが、氷が出てきたのでアイゼンとピッケルの登場。途中で稜線をトラバースして、17時に金峰山小屋に到着。

樹林を抜けたところ。岩稜地帯となります この辺りから雪と氷でやっかいになる

完全に冬山だ。食事をしても寒いったらない。あまりにも寒いので冬期小屋にあった毛布をたくさん使ったが、夜は寒くてほとんど眠れなかった。使わないかも、と思って持ってきた雪山装備は、朝から大活躍したのであった。

ヨネスケさん、ショボい飯でごめんよ まきくまさん差し入れのイカめし
これは忘れずに持ってきました!(A mixxさん謹製のあんずのシロップ漬

2日目は[瑞牆山〜金峰山〜甲武信岳 Part2]に続く!

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