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■2日目 金峰山小屋〜金峰山〜国師岳〜甲武信岳〜甲武信小屋
寒くて眠れなかったが、どうやら2時間は眠れたらしい。突き刺すような冷たい強風吹き荒ぶなか、まずは金峰山山頂へ。岩は積雪で半分ぐらい埋もれている。
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早朝、月に照らされた八ヶ岳 |
金峰小屋の離れの小さい方が冬期小屋 |
山頂に到着すると、富士山が目の前にいきなり現れる。この演出はすごい。澄み切った空気のなか、八ヶ岳、南アルプスがぐるりと見渡せ、その背後には中央アルプスや北アルプスも控えている。オーロラさんに「行く?」と言われたが少し離れた五丈石は山頂から見るだけにしておく。
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五丈石。遠くからでも見えていますね |
一番はっきり写っていた八ヶ岳 |
山頂から岩場を越えると、ケルンのある広々とした稜線にでる。雪は風で飛ばされて、半分土が見えている。ここから国師岳、甲武信岳の峰々に目をやると、あまりの遠さにひるんでしまう。
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山頂の稜線上で。バックには富士山 |
左の写真のオーロラさんが撮った写真(A |
名峰富士山。水面から出ているようです |
金峰山からの下りで。奥は国師岳 |
朝日岳をふくむ幾つかのピークを越えて、大弛(おおだるみ)峠に到着。舗装道路を渡ってすぐの所に大弛小屋が建っている。テント場は樹林のなか、点在している。小屋は閉鎖されていたが、横の建物が開放されていて、その中が水場となっていた。積雪はあるが水は出ていた。長丁場での加重はためらわれたが、一応1リットル取水しておく。
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大弛峠までは車道があります(冬期通行止め) |
大弛小屋の水場での水場マニア(A |
水場の横を通って登山道には木の階段が延々と続くことになる。階段の上のかまぼこ状に凍った雪を、アイゼンでガリガリとしっかり踏み締めながら登っていく。結構この階段が疲れる。前国師岳を少し歩くと、奥秩父最高峰の北奥千丈岳と国師岳の分岐がある。奥秩父がどのエリアを含んでいるのか、イマイチ分かっていないが「最高峰なら行っとかないと」ということで、分岐に荷物を置いて10分ほどで到着。
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北奥千丈岳山頂で。受付嬢に捧げるpart2(A |
最低鞍部で。着たり脱いだり忙しい |
富士山が終日見えているほど天候に恵まれたものの、あいかわらず寒い。国師岳周辺が一番積雪が多かっただろうか。多いところで20cmぐらい。この後、アップダウンが延々続く甲武信岳まで、何度も着たり脱いだりと、温度調節に忙しかった。熱いからと休憩がてら脱ぐと、休憩しているうちにすっかり冷えてまた着る、といった感じ。私はまだ体温の変化がそれほど激しくないのだが、代謝のよいオーロラさんは大変そうだった。
国師岳を嫌というほど下り、そこから甲武信岳の稜線への登りでは大小のアップダウンが繰り返される。山の雰囲気は違うが、大峰の奥駈道の釈迦ヶ岳から南のコースとそっくり。
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日没までずっと見えていた富士山 |
暗闇のなか、甲武信岳で放心する私(A |
甲武信岳への最後の急登で燃料切れとなったため、寒い中オーロラさんに待ってもらって行動食でエネルギー補充。寒いと、エネルギーの消耗が早い。甲武信岳の山頂に着いたのはもう日没後であった。
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■3日目 甲武信小屋〜西沢渓谷
朝起きてまずは外の雪で水づくり。冬期の避難小屋に泊まることや水を作ることなど、ひとりじゃ躊躇してしまうことも、仲間となら俄然楽しくなる。それで朝食を済ませてから、昨日暗くてできなかった小屋の周りの探索。
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甲武信小屋。すぐ横に仮設トイレがあります |
三角点がある木賊(とくさ)山 |
小屋からしばらく歩いた所の吹きさらしの場所に出て振り返ると、甲武信岳のピークがあった。あんな形をしていたのか、と思いながら、再び樹林の中に入り、木賊(とくさ)山に登る。そこからしばらく下り、戸渡尾根へと進路を変える。いつも縦走の最終日に、主脈をあとにする時に感じる一抹の寂しさ。最後まで富士山が見送ってくれていた。
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戸渡尾根の途中までアイゼンは要りました |
ラスト富士山。最後までありがとう |
戸渡尾根は概ね歩きやすい道だが、下の方は道がぬかるんでいて滑りやすかった。しっかり滑ってしまったのだが。徳ちゃん新道を下り、西沢渓谷入り口を経て、道の駅みとみに到着。ここでタクシーを呼んで塩山温泉へ。その後は駅前でほうとう、馬刺しで打ち上げ。出発時間まで、帰る方向が違うオーロラさんに付き合ってもらった。
ここには書ききれないけれど、道中はオーロラさんとずっとしゃべりっぱなし、オモシロハプニング続発で本当に楽しい山旅でした。またぜひ一緒に行きましょう。
※写真の(A はオーロラさん撮影画像です
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