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■1日目 渋の湯〜黒百合平
このコースは盛んに雪山初級者コースとして紹介されていますが、ヒュッテから天狗岳の稜線は初級者コースではありません。これから天狗岳に登ろうとする方は、相応の技術と装備でもって慎重に行動してください。
天狗岳には昨年、同時期にも入っているが今年は単独でテント泊。渋の湯までの路線バスは登山者で満員だった。1時間近く重装備のザックを膝に置いていたら足がおかしくなりそうだった。うっすらと雪が積っている渋の湯を11時45分に出発。
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渋の湯。去年と比べると雪が少ない |
みなさん一斉に準備をします |
車道を少し戻ったところにトイレあり |
温泉の奥の堰堤が登山口です |
とりあえずアイゼンは無しで歩く。登山道に入ると最初からしっかりと雪があった。黒百合平まではしっかりとトレースがあったのでさほど苦労をせずに歩けた。
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片栗粉のような感触がたまりません |
雪原にくっきりと影 |
尾根の積雪は50cmぐらいでした |
唐沢鉱泉との分岐。ここからあと1時間 |
14時、黒百合ヒュッテ前に到着。小屋の外にある大きな温度計を見ると10度。……え!?そんなにあると思えないのだけど。大にぎわいのテント場に行って好位置を物色。そこで、すでに酒をひとつ空けていい感じになっている、わっきーさんとはっしーさんにばったり!……某掲示板でおふたりも来ることは分かっていたのだが。
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黒百合ヒュッテ |
テント場は混んでいました |
手製の割り箸ぺグを雪に埋めたりなんかしていると手が冷たくてたまらん。落ち着いたところで、お言葉に甘えて、土鍋屋わっきー亭におよばれ。わっきーさん持参のお鍋と、はっしーさんが荷揚げした美味しいお酒をいただく。嗚呼、幸せ。山仲間万歳!
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宴会中のハイテンションなふたり |
野菜たっぷり鍋、ごちそうさまでした! |
自宅に戻って体が暖かいうちにシュラフに潜る。いつものごとく、おしり辺りからじわじわと冷気が伝わってくる。エアマットの下に持ち物を重ねて、シュラフの中にはインナー用のダウンジャケットを置いているのにも関わらず。足先はカイロとフリースソックス、テントシューズを履いているのに冷たい。毎回、寒さ対策をしてもこれだから、やはりシュラフの限界なんだろう。
2日目は[天狗岳 Part2]に続く!
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