霊仙岳 鈴鹿山系2007年4月1日日帰り

何が起るかわからない?今年のエイプリルフールは真剣(マジ)山行
行動時間
日帰り●9時間

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■日帰り 醒ヶ井養鱒場〜槫ヶ畑〜経塚山〜霊仙岳〜柏原道〜JR柏原駅

昨年の伊吹山お花見登山に引き続き、今年もぜいぜいさん音頭のもと、ぜいぜいさんのダンナさん、わっきーさん、山猫さん、さらに、まきくまさんも加わって、これ以上ないといった豪華メンバーが集結した。通常のガイドブックのコースに林道歩きがプラスで時間的にぎりぎりだが、このメンバーなら心配ないだろう。ただ、私とまきくまさんが前夜2時間しか寝ていない、ということを除いては。

蓋を開けてみると、2時間でさっさと起きて身支度を整え、一杯のコーヒーを飲んでから家を出て、乗り換えもスムーズに。そして醒ヶ井駅でぜいぜいさんたちと合流。私とまきくまさんが思うところはひとつ。「やればできるやん」。

バス停の近くで。ショウジョウバカマ ミヤマキケマン

というわけで出発。林道歩きに時間がかかる。お花に構い過ぎではないか、と思わなくもない。しかし、「お花見」の名目上、そんな野暮なことは言うべからず。その場で仲間はずれにされるから。

ネコノメソウ 槫ヶ畑。トイレもあります
ミヤマカタバミ ちょっとぼろぼろ、スハマソウ
おーい、写真とるよ サービス精神たっぷり

汗ふき峠から標高を一気に稼いで稜線上に出ると、雨がぱらぱらっときた。「雨が降り出す→雨具を着込む→なぜか止む」誰かこの法則を科学的に説明してほしい。

稜線を出たものの天気が…… もしもしお嬢さん、思いつめないで

「福寿草まだぁ?福寿草まだぁ?」さっきから飢えた小鳥のようにさえずる一行。ああ、あったあった。お馴染みの福寿草ポイントに今年も咲いていた。一同、むさぼるように写真撮影。見つからなかったらその場で暴動が起きそうな勢いである。

笹の稜線。強風吹き荒んでいます 福寿草。少しすぼんでいます

「晴れていれば伊吹山はもちろん、白山、南ア、御岳、乗鞍がずらずら〜っと……」との説明も、強風の中では虚しくなるばかりだ。このような説明は悪天候の山ではほどほどにすべし。単なる自慢にしか聞こえないから。

下山途中の避難小屋。荒廃してます すずなりに咲くアセビ

三角点の斜面で福寿草を堪能した後のぜいぜいさんはタイムキーパーと化し、てきぱきと休憩時間の指示を我々に伝え、柏原道を下山する。下山中は、私に睡魔が襲ってきて、後ろからのまきくまさんの声になんとか相槌を打つのに精一杯。ほんまに元気やなー。ゆきさんから電話があった。うーん、残念。近くにいるはずなのに。

という感じで、柏原駅に予定どおりに到着。ここでみなさんとお別れ。また来年もきてください。カンテイ団長、心からお待ちしております。

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