天狗岳〜根石岳〜硫黄岳・赤岳 Part1
渋の湯〜黒百合平〜東天狗岳〜根石岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜行者小屋〜赤岳往復〜美濃戸
八ヶ岳2007年4月28〜30日2泊3日

GW春の八ヶ岳縦走・ひとり旅編
行程
1日目●自宅〜渋の湯〜黒百合平
2日目●黒百合平〜東天狗岳〜根石岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜行者小屋
3日目●行者小屋〜文三郎尾根往復 赤岳〜美濃戸
  
行動時間
1日目●2時間30分
2日目●6時間
3日目●7時間

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■1日目 自宅〜渋の湯〜黒百合平

何度目だ天狗岳。

しかし今回はちょっと違う。いやだいぶ違う。天狗岳を越えて禁断の積雪期縦走しちゃうもんね。朝4時に自宅を出ようとしたところで、阿弥陀岳南稜にいるオーロラさんからのメールがやってきた。

>すでに風強く、
>雪まで降ってきたので撤退します。
>びすこさんもきをつけて

ほおー、現地情報がリアルタイムで入ってくるなんてモバイル世代ですなー。などと関心している場合ではない。本日は黒百合平までの樹林帯歩きなのでなんとかなるか(いやならない)。


吹雪。ほんとにテント張るのか?俺

日没ごろには晴れてきました

吹雪に雷とこれ以上ない条件の中、黒百合平に着くとさらに鬱モード。えー、今までの経験上、一番雪積もってますが。中山峠へとのびているはずのトレースもない。暖かいヒュッテの受付前で葛藤した末にテントを張った自分をほめてやりたい。

設営後のひとりミーティングの結果、明日はひとまず装備一式担いで天狗岳まで登る。そこからトレースがなかったら縦走はやめて渋の湯に降りる。それから美濃戸口までバスで行って、行者でオーロラさんとまきくまさんに合流する。次から次へと考えることがいっぱいで酒を飲まずにはいられない。ひとりで雪山を縦走することってこういうことなんだ。


■2日目 黒百合平〜東天狗岳〜根石岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜行者小屋

明けて2日目。快晴で風も弱い。こんなに晴れているのに私の心は晴れないの。とりあえず天狗岳へ。ここは何度登っても怖い。山頂は薄手の手袋でも大丈夫なくらい暖かい。で、問題の南にのびる縦走路を見ると……。ありました。待望のトレースが。根石岳周辺は雪が風に飛ばされて地道が見えている。ひとりでラッセルなんて無理だから。なんといわれようとトレース命だから。トレース万歳!!


天狗岳までは人沢山。人気ありますね

東天狗直下。細い稜線をそろーりと

天狗を降りてきたところで。根石、硫黄、赤岳と阿弥陀岳もちらりと

天狗岳山頂からすぐの降りるところは、両足揃えて立つことができないくらい雪が細くヒヤヒヤしたが、硫黄岳山頂までは問題なく通過できた。問題が起きたのは、赤岩の頭直下で。ここで、急斜面は前爪を蹴り込んでバックで降りるということを身を持って知ることになる。人間は怖い思いをしないと学習しません。


夏沢峠。小屋は開いていました

硫黄岳へ。解けかけの氷をバリバリ踏んで

硫黄岳山頂。黒い岩肌と雪のコントラストが効いていて迫力あります

すでにアイゼンが効かないくらいに雪はぐずぐず、汗はだらだら。へろへろになりながら行者小屋手前の中山乗越に到着すると体裁を整える。いかなる時でも人と会う時はそれなりの身だしなみを……。その時、後ろからまきくまさんに声をかけられた。この人、ほんとタイミングいい人だなー。神様から何か授かってんじゃないかと思う。


ジョウゴ沢から。だいぶブッシュが出ています

一緒に雪山を越えてきた和久傅の西湖

赤岳主稜から戻ってきたオーロラさんとお仲間のキューちゃんと、思いっきり斜めに設営したまきくまテント内で、寝るまでみんなで飲み食い。端午の節句限定ベビースターラーメンを連写するオーロラさんが面白かった。

2日目は[天狗岳〜根石岳〜硫黄岳・赤岳 Part2]に続く!


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