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■3日目 肩の小屋〜一ノ倉岳〜茂倉岳〜蓬峠〜土樽登山口
縦走最終日。辺りがやっとほの明るくなったようで小屋の窓から外を覗くと灰色の世界。時々ガスが風に飛ばされ、関越道を走る車のライトが瞬いて見えた。外は風が強く寒いが氷が張るほどではなかった。
日本海側から次々と雲が流れ込んでくる。主峰であるトマ・オキの二つ耳を越えたあたりで、一瞬、雲の塊が千切れ、朝日を受けて輝く万太郎山が見えた。私たちはしばし立ちすくんだ。
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谷川岳山頂。天気が悪くたって元気だもん |
雲が切れる瞬間を待ちます |
一ノ倉岳への登りの途中で振り返ると谷川岳の勇姿が |
茂倉岳から蓬峠も素晴らしい紅葉ロードです |
一ノ倉岳、茂倉岳から蓬峠までの稜線も、鮮やかな紅葉に彩られていた。厳しい冬が訪れる前に、静かに命の炎を燃やしているようだった。
茂倉岳を下る途中で不気味に轟く風の音を聞いた。ぎょっとして振り返ると、谷川岳から茂倉岳の稜線は黒くて重い雲に覆われていた。今まで見てきた優しい表情の谷川連峰はそこにはもうなかった。
谷川岳周辺の岩は滑りやすい。茂倉岳からの下りで連続して5回は滑った。雨に捕まらないように早足で笹平を歩き、蓬峠に到着。ここから蓬沢に沿って下る。蓬ヒュッテの小屋主さんがちょうど下山するところで、林道終点からまゆ太さんの車を駐車しているところまで、小屋主さんの車で送っていただくことになった。ありがたい。
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変わりにいっぱい写真撮っといてなー。カメラの電池がなくなってスネるびすたたら |
長いようで短かった縦走も終わり。親切な蓬ヒュッテの小屋主さんの車で林道歩きをカット |
蓬峠から下って行くと私たちを囲む風景は、赤から黄、そして緑に変化していった。平地の紅葉はまだまだこれから。
縦走を終えて、私は誰よりも早く一足先に素晴らしい紅葉を見られたこと、そして同じ景色を見て喜び合える仲間がいることが何よりも誇らしかった。ありがとう、まきたたら、まゆたたら。また3人でどっか行こな。
※3日目の写真はすべてまゆ太さん撮影の写真を頂きました。
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