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■1日目 西藤原駅〜大貝戸道〜藤原岳〜白船峠〜真ノ谷
テント場でおちあうはずのぜいぜい夫妻の後ろ姿を見つけたのは、三岐鉄道の西藤原駅を歩き出して1時間ぐらい経った10時30分ごろだった。このままあっさりと合流するのは面白くないので、そこで立ち止まって休憩がてら写真を撮ったりして時間をつぶした。
再度歩き出してしばらく登ったところの見晴らしのよいジグザグの道で、だんなさんが私に気がついた。隠れようがない。そこから3人で歩く。ぜいぜい夫妻は、電車が遅れて予定より出発が遅れたらしい。どうりで。
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大貝戸道登山口。きれいなトイレがあります |
山旅のおとも、ぜいぜい夫妻。見ての通り仲がいい |
鮮やかな赤ではなく、黄葉が藤原岳を彩っていた。紅葉のピークは過ぎているような気がするし、これが最盛期のような気もするし、鈴鹿の秋を私はまだよく知らない。ただ、ぜいぜいさんは、その時に登った山のその時にしか見られない表情を見つけるのが得意な人なので、どっかの山と比べて「紅葉の具合が……」などと野暮なことは言わない。
12時頃、藤原山荘前に到着したら多くの登山者が昼食をとっていた。私たちも軽く食事をして、藤原岳を往復する。山頂までは山荘から15分ほどだ。山頂からぐるりと見える御在所岳、御池岳、霊仙岳にあいさつをする。吹き渡る風が絶え間なく雲を押し流し、紅葉で覆われている山の斜面にいくつもの影を落としていった。
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藤原岳山頂から藤原山荘の方向を見る |
一見、道がないところを赤テを見ながら進む |
藤原山荘前に置いていたザックを再び担いで私たちは北へ向かう。天狗岩へ向かう緩やかな地形の樹林の中は落ち葉で敷き詰められていた。この下にはフクジュソウの株がいくつもあり、春まで眠っているのだ。登山道にも枯れ葉が落ちているので、道を外さないように慎重に歩いていく。
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風の音を聞きながら |
落ち葉に隠れた登山道をたどって |
鉄塔が建つ頭陀ヶ平の1143Pを過ぎて、白船峠へと下っていく。峠からは尾根からはずれて真ノ谷へと下りていく。ここからは山腹を巻くように緩やかに下る道が正解なのだが、間違えて急斜面を下ってしまった。途中で踏み跡が無くなったので、峠まで登り返すことになった。
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白船峠は白瀬峠ともいいます |
どうぶつの森のテント場 |
ようやくテント場に到着すると、ぜいぜいさんがめざとく熊の糞を発見するし、肝心の水場の水量が乏しい。決して居心地のいいテント場ではないけれど「いやー、鈴鹿って奥が深いね!」とワクワクする私たちなのであった。
暗くなると一斉に鹿の鳴き声で辺りが賑やかになる。熊のうなり声をあんなに近く聞いたのは初めてだ。だけど不思議と恐怖は感じなかった。
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2日目は[ 藤原岳〜御池岳 Part2]に続く!
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