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■1日目 笹ヶ峰〜高谷池〜火打山〜高谷池ヒュッテテント場
今年はお花イヤーである。
雪解けしてから選ぶ山は全部お花の山である。先週、お花イヤーのメインイベントである大雪山縦走を成し遂げた私。お次はここ、火打山と妙高山でお花道をさらに極める。
火打山に登った翌日、大雨のなか「今度くるときは絶対にお花ねらってこよっと」と妙高山を登らずに下ってきた昨年の秋。火打山と妙高山はふたつでひとつとまとめて語られることが多い。それぞれ個性の強い山なのだがくっつきすぎると個々は目立たなくなるのか、まあそんな感じだと思う。それをひとつずつ季節を変えて登りにやってきた私がとくと見てやろう(上から目線)。
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登山口はここだよーと主張している登山口 |

登山口から黒沢まで木道が続きます |
笹ヶ峰のゲートのような登山口からブナの森のなか木道を歩いていく。北海道帰りの私には蒸し暑く感じる。黒沢に架かる橋のたもとでしばらく休憩をしていると、あることに気がついた。若年層のスタイルが機能性タイツに半パンなのだ。同行のわいはんも。マイノリティである普通のズボンスタイルの私は疎外感をおぼえる。帰ったら山ショップにタイツ見にいくか。
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黒沢に架かる橋 |

十二曲りは急登だよ |
黒沢からは十二曲がりと呼ばれる急登がはじまり、日頃の体力が試される。少しだけ傾斜が緩んだところぐらいからお花が見られるようになった。スミレやイワカガミなどは、5月の赤坂山で見たのが始まりで、3ヶ月も場所を変えて見続けていることになる。花が咲くのは短い期間なのに。
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マイズルソウ |
ミツバオウレン |
オオバミゾホオズキ |
エンレイソウ |
富士見平を過ぎると黒沢岳の西側の山腹をたどる。左側に雲がかかった火打山と高谷池の湿原地帯が見え出す。晴れへんなあと愚痴ると「晴れるにきまっとるがな。わいやからな」と根拠のない自信を見せるわいはん。大渋滞の秋よりも早く高谷池ヒュッテに到着した。
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なんかかわいい道標 |
イワカガミ |
わいはんの家で2年寝かせていたピカピカの新品テントは熟成することなく使用するには全く問題はなさそうで、無事わいはんはテントデビューを果たすことができた。テントに荷物を置いてさっそく火打山へ向かう。
高谷池の淵をぐるっとまわって天狗ノ庭へ。お花のオンパレードで大いに足止めをくらう。秋もいいけど夏も最高。湿原のなか木道をつっきり稜線に出ると、右側が激しく崩落している。雷菱を見ながら登っていく。「これなんの花?」「これは?」聞かれるたびに「えーっと、たぶん」と前置きをして花の名前を記憶のなかからほじくりだす。聞くわりには花の名前を全然覚えない。試されているのか?
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高谷池ヒュッテとテント場 |

高谷池からの木道ぞいにはお花がいっぱい |
ハクサンチドリ |
ヨツバシオガマ |

ワタスゲの果穂 |

クルマユリ |

天狗ノ庭から見る火打山 |

ハクサンコザクラの群落。天狗ノ庭にて |
崩落した荒々しい山肌を見ながら |
ヤマオダマキ |
マルバダケブキ |
火打山山頂 |
崩落している斜面に設置している木の階段を登りきると山頂だ。いやー、やったーすがすがしいなー。ってアレ?何もみえへん。雲の流れは早いようなので1時間山頂にいることにする。何でもすぐにあきらめずにとりあえず1時間は待て、というのが私の山での鉄則なのだ。ほらね、下山する頃には妙高山とすそ野の湿地帯が見えた。北アルプスまでは見えなかったけれど。
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火打山山腹からみる妙高山 |

火打山山腹からみる妙高山、手前に天狗ノ庭 |
テント場にもどってきてタイツを脱いで短パンだけになったわいはん、蚊に刺されまくっていた。やっぱりタイツ買うのやめとこ。
持ってきた氷結をテントの中でこぼした。「人のテントになにすんねん」お神酒や。テントもやっと使てもろて酒欲しがってるんや、わいはん。
2日目は[ 火打山 妙高山 Part2]に続く!
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