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■2日目 七丈小屋テント場〜甲斐駒ヶ岳〜駒津峰〜仙水小屋テント場
初めて黒戸尾根を登った時のことだ。前後して歩いていた女性2人組の登山者と少し話しをした。翌日は甲斐駒ヶ岳に登り、早川尾根を経て早川小屋まで行くと話していたふたりが、私にはとても羨ましく思えた。そして、私もいつかは……と考えるようになった。早川尾根を登るなら黒戸尾根とセットで、などと思い込んでいた。「いいんじゃない、行こうよ」って言ってくれる物好きが私の他に2名も存在していた。すまない、軽く提案して。本当に私は甘く考えていた。こんなにこの行程がキツかったなんて。
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朝焼けの一瞬。日が射すと全身暖かさに包まれる。太陽に感謝 |
5時30分、出発。日の出の時間が迫り明るくなってきた。テント場から登ってすぐ、辺りがオレンジ色に染まる。思わず何度も立ち止まってしまう。「わー、富士山!」「わー、八ヶ岳!」八合目後来迎場でしばし撮影をしたのち、懸案の鎖場を通過する。足場として岩が削られていたり鎖が増えていたりと、以前よりは登りやすく施されていたが、油断大敵である。ここは慎重に行きたい。
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地蔵岳と富士山 |

八ヶ岳 |

八合目後来迎場付近。ふたりでまったく同じところを撮っています |

まゆたたらが登っているところが段差が大きく身体を一気に持ち上げなければならないので要注意だ |

岩続きの登山道だが、こんな景色を見るとこころ安らぎます |
がしがしと岩を登り続ける |
誰が建てた剣だろうか。天に突き刺すかのよう |

黒戸尾根を見下ろす。長い尾根だ |

撮影日和だね。山頂までもうすぐのところで撮影大会 |
2年前の同じ時期、寒波通過後にここを登ったまゆたたらは、山頂直下で怖い思いをしたらしい。その恐怖を私たちに説いて聞かせる。よっぽど怖かったんやな。同じ時期でも今日みたいなぽかぽか陽気もあるから、本当に山は恐ろしい。
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甲斐駒ヶ岳山頂 |
山頂に付くまでの道すがら、じっくりと堪能する |

山頂にて。やったー、と喜びを体で表現するまゆたたら |

仙丈ヶ岳 |

北岳。手前はアサヨ峰 |
頂上本宮。何かに感謝せずにはいられない |
たたらもお疲れ〜 |

これから下って行く仙水峠。魔のV字ゾーンだ。あそこまで下ってまた登る酔狂 |

砂地を下って行きます。白砂が眩しい |

駒津峰に向かって下っていきます |

見上げれば甲斐駒様の勇姿が。北沢峠から登ってきた登山者とすれ違う |

駒津峰から栗沢山、アサヨ峰方面を見る |

絵はがきみたいな写真がいっぱい撮れます |

ナナカマドも真っ赤っか |

仙水小屋のテント場にて |
甲斐駒ヶ岳山頂を8時30分に出発し、仙水峠に10時30分到着。やはり黒戸尾根は七丈小屋からが長くて厳しかった。甲斐駒ヶ岳山頂から仙水峠まで一気に704メートルも下げるというのも足にかなりの負担があった。そこからまた早川小屋まで4時間30分のコースタイムの道のりを考えると、無事に到着できるのか誰も判断できなかった。ということで、仙水峠から30分下ったところにある仙水小屋のテント場で泊ることにする。うん、今日はここまでで充分満足だ。ビールだビールだ、ビールを飲もう。
3日目は[黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳〜早川尾根 Part3]に続く!
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