編笠山〜権現岳
八ヶ岳2008年8月18〜19日1泊2日


行程
1日目●観音平〜編笠山〜青年小屋テント場
2日目●テント場〜権現岳〜三ツ頭〜観音平
  
行動時間
1日目●3時間40分
2日目●4時間45分

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■1日目 観音平〜編笠山〜青年小屋テント場

八ヶ岳連峰で未踏の山は蓼科山と、赤岳から南のエリアだ。今回目指すのはその未踏の編笠山と権現岳で、同行はいつもお世話になっております、絶賛発売中の角川書店「野性時代」の編集長だ。JR小淵沢駅で合流して駅から観音平までタクシーで移動する。一泊だが編集長も私も大型ザックがパンパンである。観音平に到着後はグリーンロッジ富士見平の外にあるトイレに行ったりして、ようやく10時頃、編笠山に向けて出発した。


紅葉の森の観音平から登る
観音平から先は急登が続きます

このところ紅葉を求めての山旅が続いているが、紅葉はどんどん山を駆け下りてくる。本当に季節が流れるのはあっという間である。雲海展望台や押手川で休憩をはさんで急な登山道を登っていく。編笠山に近づくにつれて、大きな岩が堆積している道となる。後ろを振り返れば、一週間前に登った甲斐駒ヶ岳がよく見える。

山頂手前にある看板 編笠山山頂

編笠山から少し下ったところで。権現岳と青年小屋

13時15分、編笠山に到着。樹林のなかの登りが続いたあとに、権現岳の荒々しい山容を見る。ちょっとこれは感動的な展開だ。権現岳をじっとみると、ほとんど垂直に見える岩壁に登山道がある。「えーっ、あれ登るんか……」。とりあえず、明日のことは明日心配することにして、眼下の青年小屋に向けて下っていく。大きな岩を跨ぐように歩いて、13時50分、赤提灯のぶら下がる山小屋に到着した。


これがうわさの赤提灯。青年小屋の玄関

小屋の裏手にあるだだっ広いテント場に、各々テントを設営して水を汲みにいく。テント場から源治新道を10分ほど歩いたところにある「乙女の水」は美味しかった。水割りにしたら最高だろう。編集長が焼酎を持って来なかったことを悔やんでいた。その後、小屋の前にあるテーブルに移動して宴会スタート。編集長ご持参の松茸をはじめとする高級おつまみに舌鼓をうち、酒もぐいぐい飲んでいく。「明日は空身で権現まで往復って手もあるのですが」と私が提案するも、テントを担いで権現岳から三ツ頭を周回するコースで行きましょ、と編集長。ああ、はい。やっぱりそうですよね。

広々としたテント場 メニュー豊富ですね
お腹いっぱいの宴会メニュー 冷やと熱燗、両方楽しみました


■2日目 青年小屋テント場〜権現岳〜三ツ頭〜観音平

翌朝は、心配していた酒も影響することなく、すっきりと目が覚めた。テントの外に出ると土が凍っていた。荷物をまとめて小屋の前まで行くと、団体さんが準備体操をしていた。その団体さんが出発してしばらく経ってから私たちも出発した。6時30分。

ひんやりとした朝に心温まる景色 編笠山とノロシバを見下ろす

途中で団体さんに道をゆずってもらい、ノロシバを通過する。ここまでくるとギボシが目の前だ。編笠山から見ていた岩壁のトラバース道で、慎重に足を進める。権現小屋までは鎖場が続き、次第に赤岳とそこに続くキレット道が見ることができる。

鎖場を慎重に登っていく ギボシと権現岳

トラバース道を経て権現小屋に到着。しばし休憩をする。ギボシのピークに立っている登山者が見えた。しまった、踏まずに巻いてしまった。小屋からしばらく歩いて権現岳の山頂がある。一人しか立てないような岩場であった。


権現小屋から歓声がこだまするギボシを見る。雪化粧をした北アルプスが背後に見える
権現小屋の小鳥ちゃん 権現岳から三ツ頭の途中の鎖場

山頂を後にして、下っていく。途中鎖場の下りをこなして三ツ頭のピークへ。権現岳、赤岳、阿弥陀岳の景色を堪能する。三ツ頭からしばらく下ると前三ツ頭と観音平の分岐にさしかかる。ここを観音平へと下りていき、樹林帯へと入っていく。


三ツ頭付近から見る権現岳、赤岳、阿弥陀岳

木戸口公園、ヘリポートを通り過ぎ、笹の生い茂る道となる。早乙女河原で休憩をして、下っていくと道幅が広い遊歩道に出てくる。観音平方面へと進み、最後は登り返して観音平の駐車場に出てくる。11時15分。お疲れさまでした。温泉で汗を流した後はビールで乾杯、またしても飲み続けるのであった。

三ツ頭周辺。南アルプスを正面に見ながら 紅葉の森に下ってきました

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