寒霞渓〜星ヶ城山
小豆島2008年11月12日日帰り


行動時間
日帰り●4時間30分

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■日帰り 紅雲亭〜表十二景遊歩道〜四望頂〜寒霞渓ロープウエイ山頂駅前〜三笠山〜星ヶ城山〜寒霞渓ロープウエイ山頂駅前〜裏八景遊歩道〜猪谷池

まだまだ紅葉を楽しみたいわいはん企画に乗っかって、瀬戸内海の小豆島まで山に登りにいく。目指すは寒霞渓と、小豆島の最高峰である標高816メートルの星ヶ城山だ。その道のりは長かった。姫路港7時15分発のフェリーに乗り、8時55分に福田港到着後は、路線バスを乗り継いで登山口の紅雲亭へ。到着したのは10時を少し回っていた。道すがらに見たオリーブの木や港町に漂う醤油の香りで旅気分が盛り上がる。


船旅ってわくわくしますね
瀬戸内に浮かぶ島々を眺めながら

紅雲亭でバスを降りてロープウエイ駅の前を通り過ぎ、表十二景遊歩道に向かう。遊歩道は道幅が広く、コンクリートで固められていた。画帖石や烏帽子岩などの名前が付けられた奇岩を見ながら歩いていく。1時間ほどで車道に出て四望頂展望台へ。穏やかな瀬戸内海やそそり立つ奇岩群と紅葉……。うーん、島旅っていいな!

紅雲亭から遊歩道に向かう まるで要塞のようだな

四望頂展望台から。いくつもの岩壁が重なっている

四望頂展望台からしばらく歩くと、寒霞渓ロープウエイの山頂駅前の広場に出てきた。お土産物屋をのぞくと、醤油、オリーブオイルなどの魅惑の品が並んでいる。星ヶ城山に行って戻ってから買うことにして、一億円のトイレで用を済ませて再出発する。三笠山を登って紅葉の森を歩いていく。賑やかな山頂駅前をはうってかわって静かな山道だ。


紅葉の落ち葉を踏みながら星ヶ城山へ

西峰から少し下ってまた登り返して東峰へ。仏塔のような石積みの塔が見えたら星ヶ城山山頂である。山頂からは岬の分教場がある田ノ浦などや、穏やかな瀬戸内海の向こうに四国本土が見える。心安らぐ景色だ。


西峰付近から。港町と穏やかな瀬戸内海。素敵な景色です
星ヶ城山山頂 豚汁に讃岐うどんを入れて

山頂でお昼を食べ、寒霞渓ロープウエイの山頂駅前まで戻る。お土産を買って裏八景遊歩道を下っていく。またまた奇岩群を見ながら歩き、石門をくぐると小豆島八十八カ所の十八番札所の大師洞へ。岩の中に建てられたお堂の中に入って参拝し、さらに下っていくと車道に出てくる。そのまま歩くと猪谷池へ到着する。猪谷池で路線バスを待っていると、途中で追い抜いたご夫婦が車で通りがかり、草壁港まで送っていただいた。草壁港から福田港行きのバスに乗って、小豆島を後にした。と、まあ地元の名物も食べずに帰るのはもったいないが、またいつか行けばいいか。

大師洞 裏八景

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